あらかじめ自分の中にあるイメージを描き、完成させるのではありません。
私にとっての制作とは、自分は何を描こうとしているのかを探り続ける行為そのものです。
そのプロセスの痕跡が時間の層となって絵の内部に積もり、
ある時間の断面が、絵の表層として提示されます。
野沢二郎 NIRO NOZAWA
1957 茨城県常陸大宮市生まれ
1982 筑波大学大学院芸術研究科修了
1996 「ディアロゴス1996・現代性の条件」
(水戸芸術館)
1997 「VOCA展‘97・現代美術の展望」
(上野の森美術館)
「バングラディシュアジア美術ビエンエーレ」
名誉賞(ダッカ)
2001 「自然の言葉・美術のかたち」
(日立市郷土博物館)
2004 「損保ジャパン美術財団選抜奨励展」
(東郷青児美術館)
2008 「六角堂展/野沢二郎・三つの絵画」
(五浦・天心遺跡)
2012 「抽象と形態・何処までも顕れないもの」
(DIC川村記念美術館)
「野沢二郎-花弁/近景の水」
(いわき市立美術館)
2013 「二年後。自然と芸術、そしてレクイエム」
(茨城県近代美術館)
2014 「水のシンフォニー」
(茨城県天心記念五浦美術館)
「作家とアトリエ展」
(茨城県近代美術館)
2018 「水・大気・絵画の表情 野沢二郎展」
(常陽藝文センター)
2020 「6つの個展 2020」(茨城県近代美術館)
11月参加予定